地質調査
調査ボーリング
地盤を調査するためにボーリングマシンを操作して、地盤情報(コア)を採取する業務です。ドリルの先端が付いた棒を上からハンマーで叩き、地面に刺さる状態を見て地盤の固さを求める標準貫入試験という計測も行います。日本の地盤は、世界に類を見ないほど複雑です。大きな構造物を作る場合には、必ず実施されています。

登攀調査
特別な訓練を受けた社員が険しい崖を下りながら、誰も触れたことのない場所を実際に目で見て触れて調査を行います。
ドローンによる空撮
最近はICTの活用も進んでいます。
現場を空から見たい、人の入れないような山奥の現場ではドローンを用いて空撮を行い、地上からでは確認できない現場の様子を瞬時に把握します。
設         計
CADによる設計
CADソフトによってあらゆる構造物の計画を描きます。
設計段階で間違えると、その先の施工に移ることができないので、詳細な部分まで的確な図面を作成します。
弊社では、技術部・工事部・営業部の社員まで幅広く活用しています。

構造物検査
高度経済成長期に、たくさんのコンクリート構造物が建てられました。
コンクリート構造物の耐用年数は50年~60年といわれ、近年その耐用年数をむかえた構造物の検査が重要視されています。
技術部技術1課では、新幹線や特急の通る橋梁と呼ばれる橋や、トンネルなどのコンクリート構造物の検査をしています。
コンクリートをハンマーで叩き、音の違いによって安全性を確認します。
よって、公共交通機関の通らない深夜に作業をすることが多く、稀に新潟県上越の方まで点検に向かうことがあります。
地質調査(土質試験)
ボーリング工で採取した地盤情報(コア)の性質や強度の詳細を実際に試験します。
コアを右・左・上の三方向から圧力をかけ、どれくらいの強度がある地盤なのかを調べる三軸圧縮強度試験など
数多くの試験を行っています。
また、土質試験を行う際には土質力学という特殊な計算方法も必要です。
弊社では、北陸の企業で保有しているのは珍しい試験機械も多数あります。
防災・減災対策
地震や豪雨によって起こりうる災害の予防のための防災工事を行っています。
主に、ボーリングマシンやパーカッションドリルを操作し、杭打ち工事やアンカー工事を行います。
また、落石防止工や法面工事なども行っています。
石川県では地すべりが起きやすい地形が多いため、住民の方が安心して暮らすために欠かせない工事です。


災害復旧工事
弊社では、地震や豪雨により地すべりやがけ崩れ・道路の陥没などの災害があった場合は、
災害復旧工事となると、厳しい労働環境が続きますが、休日や昼夜問わず逸早く対策を検討し、現場に向かいます。
それは、災害現場近くに住む住民の方々の生活や安全を守るためです。
以前、能登半島地震が起きた際には、復旧も行いました。





さく井工事・マンホールポンプ据付工事
地下水を汲み上げるために、ボーリングマシンや
さく井機を操作し、井戸を掘削します。
北陸では、地下水を飲料や工場で使用したり、
雪を解かすための消雪に使用されています。
また、温泉も地下水ですので約1,000m以上掘削
し、温泉を掘ることもあります。



下水道は一般的に自然流下で考えられていますが、低地などで小規模の地域からの汚水は、自然に流れないのでポンプアップして浄化センターまで送られるようになっています。
そのポンプの据付工事も弊社は行っています。

総務部・営業部
総務部では、経理業務・労務管理・許可申請・規定管理・パソコン等機器管理など、会社に関する総合的な事務処理を行います。
受付も兼ねているので、お客様と会う機会が多いです。
営業部の総合職は、お客様のもとへ出向き、受注した業務の工期などの詳細な打ち合わせを行います。
よって、工事や調査の説明ができなければいけないため、入社後2年ほどは実際に現場で学んだ後、営業部へ配属されます。
一般職は、総合職の補助として見積書や受注票などを作成する事務
作業を行います。